カスタム変数/タグ
2016年12月19日
Mouseflow(マウスフロー)では、カスタム変数またはタグを使用して、追加情報をセッションに関連付けることができます。
この追加情報に基づいてMouseflowのさまざまなツールをソート/フィルタリングすることで、特定の訪問者のセグメントを分けることができます。
カスタム変数で、例えば “user-id” = “1234” や “order_number” = “5678”の様なkey/valueのペアをMouseflowに送ることができます。
タグでは、例えば “popup_fired” や “order_placed” のような単一のstring型の情報を送る子ができます。
Mouseflowには最初から設定されているタグもいくつかあります。詳しくはこちらの記事を参照して下さい。
利用ケース
利用ケースは以下のような場合が考えられます。
・カスタマーID
・名前
・メールアドレス
・郵便番号
・注文内容
・キャンペーンID
・エラーコード
・検索ワード
・イベント(e.g.:Modal Clicked,Abandoned Cart,Upsell/Crosssell)
・他のツールのデータ
・クエリのパラメーター
一つの変数をトラッキングコードに追加する
一つのカスタム変数を送る場合太字になっている部分のコードをトラッキングコードに追加してください。
“Key”と”Value”は場合に利用したいシーンに応じて変更してください。
<script type="text/javascript">// <![CDATA[ window._mfq = window._mfq || []; (function() { var mf = document.createElement("script"); mf.type = "text/javascript"; mf.async = true; mf.src = "//cdn.mouseflow.com/projects/your-website-id.js"; document.getElementsByTagName("head")[0].appendChild(mf); })(); window._mfq.push(["setVariable", "KEY", "VALUE"]); // ]]></script>
複数の変数をトラッキングコードに追加する
複数の変数を追加する場合は単純に行を追加してください。
<script type="text/javascript">// <![CDATA[ window._mfq = window._mfq || []; (function() { var mf = document.createElement("script"); mf.type = "text/javascript"; mf.async = true; mf.src = "//cdn.mouseflow.com/projects/your-website-id.js"; document.getElementsByTagName("head")[0].appendChild(mf); })(); window._mfq.push(["setVariable", "KEY1", "VALUE1"]); window._mfq.push(["setVariable", "KEY2", "VALUE2"]); // ]]></script>
トラッキングコードとは別に変数を使いたい場合
トラッキングコードとは別に変数のみを追加することも可能です。
これはGoogle Tag Managerや他ツールとの連携を使っている場合に有効でしょう。
<script type="text/javascript"> window._mfq = window._mfq || []; window._mfq.push(["setVariable", "KEY1", "VALUE1"]); </script>
スコープ
カスタム変数はセッション毎に多くのタイミングでセットされることがあります。変数はセットされる度に前の値を上書きします。
そのため、もしユーザーがセッション開始時に KEY1/VALUE1 が割り当てられ、その後、KEY1/VALUE2が割り当てられた場合にあとから割り当てられた値が最初の値を上書きします。この場合はKEY1/VALUE2のみタグ付けされる形になります。
しかし、もし変数を上書きされたくない場合には、呼び出しの際に引数を追加することで実現できます。
window._mfq.push([“setVariable”, “KEY1”, “VALUE1”, “session”, false]);
上記の例では変数KEY1にはVALUE1の値のみが入り、後のセッションで呼び出しが行われたとしても上書きされることはありません。
一つのタグをトラッキングコードに追加する場合
タグの場合は太字部分をあなたのトラッキングコードに追加して下さい。
<script type=\"text/javascript\"> window._mfq = window._mfq || []; (function() { var mf = document.createElement(\"script\"); mf.type = "text/javascript\"; mf.async = true; mf.src = "//cdn.mouseflow.com/projects/your-website-id.js"; document.getElementsByTagName("head")[0].appendChild(mf); })(); window._mfq.push(["tag","my-tag"]); </script>
複数のタグをトラッキングコードに追加する場合
複数のタグを追加したい場合は行を追加して下さい。
<script type=\"text/javascript\">// <![CDATA[ window._mfq = window._mfq || []; (function() { var mf = document.createElement("script"); mf.type = "text/javascript"; mf.async = true; mf.src = "//cdn.mouseflow.com/projects/your-website-id.js"; document.getElementsByTagName("head")[0].appendChild(mf); })(); window._mfq.push(["tag","my-tag"]); window._mfq.push(["tag","my-other-tag"]); // ]]></script>
トラッキングコードとは別にタグを使いたい場合
トラッキングコードとは別にタグを利用したい場合は、短いスニペットコードを追加することで実現可能です
<script type=\"text/javascript\">// window._mfq = window._mfq || []; window._mfq.push(["tag","my-tag"]); </script>
注釈
- “mf.src”の中のURLはアカウントのtrackingcodeにマッチする様に変更する必要があります。
特に、”your-website-id.js”はあなたのWebサイトのユニークIDに置き換えられる必要があります。 - 利用する場合は常にテストを行うことをおすすめします。