レコーディング機能のフィルター(タグ)について

レコーディング機能を使って分析する上でフィルターを使いこなすことはとても重要になります。フィルター機能はたくさん種類があるので、それらを説明していきます。

ナビゲーションフィルター

  • エントリーページ:ユーザーが初めに訪れたページを選んでフィルターを設定することができます。
  • 訪れたページ:ユーザーが訪れた全てのページを選んでフィルターを設定することができます
  • 離脱ページ:ユーザーが離脱したページを選んでフィルターを設定することができます。

タグと変数

タグ:閲覧者の行動をタグで指定してフィルターを設定する事ができます。

  • form-interact:ユーザーがフォームに触れたことを意味します。
  • submit:ユーザーがフォームを送信したことを意味します。

変数:URLにパラメータを付与すると、そのユーザーがどこからサイトに訪れたかがわかります。そのパラメータの値ごとにフィルター設定することができます。 

訪問者の環境

  • デバイス:スマホ・デスクトップなどのデバイスごとのフィルターを設定することができます。
  • OS:windows・macなどOSごとのフィルターを設定する事ができます。
  • ブラウザ:Chrome・Safariなどブラウザごとのフィルターを設定することができます。
  • 解像度:700×1280・1600×900などの解像度ごとのフィルターを設定することができます。

フリクション(ユーザーのサイト内での不満を持った行動)

フリクションスコア:フリクションスコアはユーザーのサイト内の行動を分析し、その結果を満足・不満足・とても不満足の三つに分けてフィルターを設定する事ができる機能です。

フリクションイベント:下記にあるようなフリクションイベントを指定してフィルターを設定することができます。 

failed submit送信に失敗した場合に適応されます。
click-rageユーザーが短期間で過度にクリックした場合に適用されます。
bouncebounceタグは、ユーザーがページAからBに移動し、短い時間内にページAに戻るときに適用されます。
speed-browsingスクロールが早く、ページに興味を持たれていない場合を意味します。
mouse-outマウスが動かない時間が多い場合などに適応されます。
mobilityスマホ画面で、ズームされる事が多かったりなどスマホの最適化ができていないことを意味します。
custom-frictionサイト内で起こるフリクションを自由にカスタムしてつける事ができます。

レコーディングデータ

  • 接続時間:ユーザーの滞在時間を分単位でのフィルターを設定することができます。
  • ページビュー数:ユーザーがサイト内で訪れたページ数のフィルターを設定することができます。
  • セッションID:mouseflowのセッションにそれぞれIDがついていて、そのセッションIDで検索ができるという機能です、これは単体でつかうというより、連携機能などで使います。例えばGoogle Analyticsの中でセッションIDが表示されるように設定ができるので、Googleアナリティクスで特定のユーザーの動きを見たい場合、セッションIDで検索して表示させる事ができます。

訪問者データ

  • 国:ユーザーの国のフィルターを設定することができます。
  • 地域:アジア太平洋・ヨーロッパなどの広い範囲での地域のフィルターを設定することができます。
  • リファラー:検索エンジン・サイトからのリンク・Eメールなサイトにアクセスした場所のフィルターを設定する事ができます。
  • 訪問者のタイプ:サイトに新規で訪れたユーザーと、再訪問したユーザーでのフィルターを設定することができます。

レコーディングの状態

  • スター付き:スターをつけたレコーディングのフィルターを設定する事ができます。
  • 視聴済み:視聴済みのものとそうでないレコーディングのフィルターを設定する事ができます。