「Webサイトで見せたい箇所を見せられているか?」がわかる
2022年10月17日
ほとんどのケースでWebサイト上の「何がいくらで他社よりどうお得か?」、特に「いくらか?」というコンテンツを見せられているかが重要なポイントになります。それを確認するためにオススメなのが、スクロールヒートマップ機能です。
何%のユーザーが到達したかが一目瞭然
スクロールヒートマップ機能は、カーソルを合わせた箇所までどれだけの閲覧者が到達したかを%で表示します。この機能を使うことで、「何がいくらで、他社とどう違うか」の箇所をユーザーに見せられているかがひと目でわかります。
値段の部分に70%以上到達しているかが重要
特に値段の部分に70%以上のユーザーを流入できているかが重要な判定基準となります。また、その判定方法を“スクロールリーチテスト”と言います。
70%を切る場合はチャネルかMVに問題があるケースがほとんどです。
【補足】ただし潜在ユーザー狙いのページなら40%でOK
顕在ユーザーとは欲しいものが明確で、買う気満々で他社と比較しているユーザーのことです。
・「人気の商品です」
・「他社よりもお得です」
などの訴求を行います。
この場合スクロールリーチテストの判定基準は70%になります。
潜在ユーザーの場合
潜在ユーザーとは欲しいものが明確ではなく、何となく悩みの解決法を探しているユーザーのことです。
・「あなたの悩みを解決します」
・「悩み事の解決にはこの商品カテゴリーが必要です」
・「人気の商品です」
・「他社よりもお得です」
上記の様な商品ニーズを顕在化させるコンテンツを作って訴求します。
顕在ユーザー向けのページより顧客を口説く難易度が上がっている分、スクロールリーチテストの結果が40%程度でも費用対効果の高いキャンペーンになっているケースが多いのです。
チャネルやMVに問題があるのか、値段が適正でないのか
値段を見て断られるのと、値段を見る前に断られるのは意味合いが大きく異なります。スクロールヒートマップ機能はカーソルを合わせた箇所の到達率をピンポイントで表示するので、瞬時にスクロールリーチテストの判定が可能です。