IPアドレスの除外について<補足>
2023年02月16日
「Step3 プライバシー設定」にて、自身のIPアドレスの除外について紹介いたしました。しかし「自分のIPを追加する」でIPアドレスを設定しても、自分のアクセスがレコーディングされてしまう場合があります。
その場合は、以下をご参考ください。
除外設定の前に:Cookieを削除する
IPを除外する前にブラウザのCookieを削除しておくことをおすすめします。除外する前の段階でmouseflowのCookieは設定されてしまっているため、削除されるまで最大72時間かかるケースがあります。
除外設定前にCookieを削除していない場合は、除外したIPアドレスがmouseflow Cookie を介して設定されるまで、引き続きレコーディングされる可能性があります。
計測されたレコーディングのIPアドレスを確認する
「自分のIPを追加する」でIPアドレスを追加した場合、自動的に抽出されるため、基本的には間違っていることはありません。ただ、抽出されたIPアドレスがIPv4で、レコーディングされたデータのIPアドレスがIPv6であるケースがあります。この場合、IPv6アドレスを改めて除外IPアドレスに手動で入力する必要があります。
#1 レコーディングのIPアドレスを確認する
レコーディングのIPアドレスの確認方法は、自身の閲覧した記録のレコーディングで「国旗」にマウスオーバーするだけです。
※上の画像は、実際にレコーディングされたIPアドレスです
#2 除外設定したIPアドレスと違う場合
※上の画像は、実際に除外設定していたIPアドレスです
前項で表示されたIPアドレスが、除外したIPアドレスと異なっていた場合は、IPv6アドレスでレコーディングされている可能性が高いです。以下のURLのようなIPアドレスを検出できるサイトにて、自分のIPv6アドレスを確認し、一致するようであればそのIPv6アドレスを手動で除外設定に追加してください。
<IPアドレス検出参考>
https://test-ipv6.com/
※検出例:自身のIPv4アドレスとIPv6アドレスが表示されます。
社内などで他のIPアドレスを除外する場合
同じ社内などで、他の人のIPアドレスを除外する場合は、それぞれのIPアドレスを手動で入力していくか、IPアドレスの範囲をワイルドカード化する方法があります。ワイルドカード化は、アスタリスク (*) を使用して複数ユーザーのIPアドレス範囲を設定できます。
この場合も、可能であればブラウザのCookieの削除をすることをおすすめします。
動的IPアドレスを所持している場合
除外したいIPアドレスが動的IPアドレスだった場合は、除外IPアドレスの設定はできません。その代わり、 https: //mouseflow.com/opt-out にてオプトアウトすることが可能です。
英語のサイトですが、下までスクロールすると「Opting out」という見出しと、「Disable」というボタンがあります。この「Disable」というボタンをクリックすれば、オプトアウトを実行できます。
この設定によってブラウザにCookieが配置され、mouseflowによる追跡・レコーディング等が防止されます。ただし、別のブラウザやシークレットウィンドウを開いたり、ブラウザのCookieを削除したりすると、オプトアウトは無効になり、再度オプトアウトを実行する必要があります。