ヒートマップ機能1

#1 ヒートマップについて

 サイドバーから「ヒートマップ」を選択することで、ヒートマップを確認することができます。ヒートマップ機能を利用することで、サイトを訪れたユーザーがどこに注目しているのかを確認可能です。ただし、一口にヒートマップと言ってもいくつかの種類に分かれているため、以下では順番にそれぞれのヒートマップの特徴と活用方法を解説します。

#2 各列が表す内容

以下では、それぞれの列に表示されているラベルが表す意味を解説します。

ページ表示するヒートマップが、サイト内のどのページを対象としているかを表します。
ビュー数ヒートマップを作成する元になったPVの総数を示しています。
閲覧時間ページを訪れたユーザーが、平均してどれだけの時間そのページに滞在しているかを表します。
エンゲージメントページを訪れたユーザーが、そのページ内で何かしらのアクション(クリックやスクロール、文章閲覧など)をした時間の平均を表します。
クリック数そのページにおいて、クリックされた数の合計を表します。
レンダリング時間そのページがユーザーに表示されるまでにかかる時間の平均を表します。
スクロール率ページに含まれるコンテンツのうち、平均してどれだけの割合のコンテンツが閲覧されているかを表します。
フリクションページを訪れたユーザーのフリクションスコア(ユーザーがサイト閲覧時にどれだけ不満を感じたかを表す値)の平均を表します。平均的な値を少しだけ上回る場合には黄色、大幅に上回る場合には赤色で表示される仕様です。問題がない場合には着色されません。
ページサイズページのHTMLの合計サイズを表します。

#3 クリックヒートマップの見方

クリックヒートマップでは、サイトを訪れたユーザーがページのどの箇所をクリックしているのかを確認することができます。「本来クリックしてほしい箇所は実際にクリックされているのか」「クリックできない仕様の箇所がクリックできると勘違いされ、ユーザーにストレスを与えていないか」などを、この機能を使って確認しましょう。

 画面上で着色されている箇所の色が、左下のカラーバーにおいて左側に表示されている色に近ければ近いほどその箇所が多くクリックされていることを表します。

画面上部にある黒色のメニューバーを操作することで、ヒートマップを表示する対象になるページを変更したり、ヒートマップの種類を変更したり、分析対象となるデバイスを変更したりすることが可能です。特に分析対象のデバイスに関しては、みなさんが運営しているサイトの種類によってどのデバイスに注目すべきかが大きく変わるケースもあるので注意しましょう。

画面上部にある黒色のメニューバーを操作することで、ヒートマップを表示する対象になるページを変更したり、ヒートマップの種類を変更したり、分析対象となるデバイスを変更したりすることが可能です。特に分析対象のデバイスに関しては、みなさんが運営しているサイトの種類によってどのデバイスに注目すべきかが大きく変わるケースもあるので注意しましょう。

#4 ムーブメントヒートマップの見方

 ムーブメントヒートマップでは、サイトに訪れた人がマウスを動かしたエリアを確認することができます。人の目線とマウスの動きはほぼ一緒だと言われているので、ユーザーがサイトのどこに注目しているかをチェックし、「サイトを訪れるユーザーはみてほしい箇所を本当に見てくれているのか」等を確認しましょう。

画面上で着色されている箇所の色が、左下のカラーバーにおいて左側に表示されている色に近ければ近いほどその箇所において多くマウスが移動していることを表します。